ヘッダ背景

脳梗塞治療の診断をより効果的に iSchemaView RAPIDを導入しました

医療関係者の方へ

RAPID(ラピッド)とは?

RAPIDはMRIやCTの画像から、すでに脳梗塞になっている領域(虚血コア)と脳梗塞になるであろう脳血流が低下した領域(低灌流領域)を算出、表示することができる全自動画像解析プログラムです。

血行再建術による救済範囲を診断

脳梗塞の最新の治療として経皮的血栓回収療法が行われるようになっていますが、RAPIDを使えば、再灌流により救済できる領域がどの程度あるかが一目瞭然です。図の紫色が虚血コアで緑色が低灌流領域になります。再灌流により緑色から紫色を引いた部分が脳梗塞になることを防げる可能性があります。

RAPIDを使うことにより、発症から時間が経っていても脳梗塞が小さく再灌流により症状の改善が期待できる症例、発症から時間が経っていなくても脳梗塞が大きく再灌流により症状の改善が期待できない症例(出血性合併症を起こす可能性が高いと考えられる)を選び、より効果的に、より安全に血行再建術を行うことが可能になります。

RAPID①

急性期脳梗塞の予後改善に

DAWN trial、DEFUSE3、EXTEND-IAなど、数多くの脳卒中の臨床試験で患者の選択基準に使用されていますが、今のところ日本で導入できている施設はほとんどありません。

このたび福岡・北九州で初の導入となります。きっと北九州市内の急性期脳梗塞の患者さんの予後改善に役立てることができるものと思います。

 

ページトップへ