外科

患者さんを一貫して診る

 当院の外科は、現在10人のメンバー(6名の外科専門医と4名の外科修練医)で構成されています。受診される患者さん、地域の先生方から紹介していただく患者さんに対し、一人ひとりに寄り添った医療を提供したいと考えています。外科医の役割も近年細分化・専門的になる傾向もありますが、総合力を持った外科医に対するニーズも根強く存在します。当院では、総合的に診る役割と専門的な治療を提供する機能を備えた外科として、日々診療をおこなっています。例えば重症の患者さんであれば、初期対応→手術→集中治療室→病棟→外来まで外科医が一貫して関わるようにしています。専門的な治療では、特に消化器外科の領域(食道・胃・大腸・肝胆膵など)において、緊急手術から待機的(計画的)手術まで、あらゆるケースに専門医が対応しております。また、当院の外科といえば、緊急手術のイメージが強いかと思いますが、手術を行わない患者さんにも寄り添い、その後のケアも外科診療と捉えて対応しています。

質を高める Acute Care Surgery

 当院の外科診療の特徴のひとつとして、Acute Care Surgery(アキュート・ケア・サージャリー)診療にも力を入れています。これは外傷外科手術、内因性緊急手術、外科的集中治療の3領域に対応する診療概念です。事故などによる損傷や手術が必要な腰痛に対して、「外科専門医+救急科専門医+集中治療専門医」から構成するチームを中心に、初診・診療~手術~周術期(手術とその前後の期間)の集中治療まで継続的な診療をおこなうことで、24時間質の高い医療を提供できるように努めています。

質を高める教育活動

 もうひとつ力を入れているのが教育活動です。外科医としての「基本的な技術・知識」だけでなく「患者さんに対する姿勢やインフォームドコンセント力」「総合力」「リーダーシップ」など、今後さまざまなフィールドに出たとしても活躍できる人材を育成していくことを大切にしています。特に修練医には、当院ならではの外科診療に触れるなかで、これらの力を身につけていってほしいと思っています。指導医の立場である私たちも診療・教育活動だけでなく、年複数回の全国学会への発表をはじめとした研究活動や社会的課題の解決という視点も大切にしながら、日々研鑽に努めています。

女性ならではのニーズに応える

 当院の外科は女性スタッフが多いことも特徴です。6名の外科専門医のうち、3名は女性です。働きやすい職場環境づくりに努めるとともに、女性の患者さんならではのニーズにも応えた診療にも対応していきたいと考えています。

いつでもご相談・ご紹介を

 最後に、地域の患者さん、医療機関のみなさまには常日頃よりお世話になっております。当院では今回ご紹介した「総合力」を生かし、他科多職種と連携したチーム医療を通して、安心と信頼を提供していきたいと考えています。24時間365日いつでもご相談・ご紹介ください。

診療実績(NCD登録)