病理診断科

当院病理診断科では、3名の病理専門医(常勤1名、産業医科大学より非常勤2名)と5名の細胞検査士、1名の認定病理検査技師がチームとなって、病理診断・細胞診断・病理解剖業務を行っています。

診断に関しては臨床各科との意見交換を行い、患者さんにとってより適切な診断・治療が行えるよう努力しています。可能な限り肉眼・顕微鏡画像を添付するようにし、わかりやすい報告書の作製を心掛けています。

検査の精度に関しては、医師会・検査技師会をはじめ学会で行う各種精度管理プログラムに参加して精度管理を行っています。また臨床病理検討会(CPC)や内視鏡・病理検討会、各種学会や講習会、他院との検討会に積極的に参加することで、質の高い診断を目指しています。

病理外来のご案内

当院で行われた病理診断の説明を、病理専門医から直接聞くことができます。ご自身の病理標本の顕微鏡像をカラーモニターでご覧いただきながらわかりやすくご説明する事で、病気に対する理解が深まり、治療に積極的になることが期待されます。

病理外来は完全予約制ですので受診するには予約が必要です。通常の保険診療扱いとなります。主治医に「病理診断外来希望」とお申し出下さい。

実績

検査件数(1年間の概数)

組織検査 約2000件
細胞検査 約2800件
病理解剖 約10体
CPC開催 10回/年