救急科

救急医療は医の原点であり、診療を求められたら断らないことを原則とし、24時間365日、重症軽症を問わず受け入れているだけでなく、迅速で的確な医療を提供できるよう工夫しています。

とくに心肺停止や重症外傷症例に対しては、救急科と麻酔科、外科を含んだ 外傷・CPAチーム によって、初期診療の段階から迅速で包括的な医療を行えるようになっています。多人数による対応と各診療科からのアプローチを初期の段階で行うことで、救命率と機能的予後の改善を目指しています。

その他、救急の現場で1分1秒を争う病態として心筋梗塞と脳卒中があげられますが、当院ではそれぞれに対しプロトコールを用意し、迅速な診断を行うとともに、緊急心臓カテーテル治療や、脳梗塞に対する血栓溶解療法へとつないでいます。

救急科に独特であり、診断がつきにくい疾患として、中毒があげられます。現場状況から推測される疾患であるため、救急の場では判断がつきにくいのですが、当院には九州に数施設しかない中毒センターが所属しており、診断と治療に必要な情報と助言の提供を受けています。中毒に対する診療も、当院救急科の強みです。

また当院の使命として、これらの経験と技術を他院にも広げていくことも掲げています。毎年、他院からの救急科研修を受け入れており、2017年度では北九州市立医療センター、産業医科大学病院、米の山病院、鹿児島生協病院などから研修にきていただきました。

2018年4月現在、2名の救急指導医、4名の救急科専門医を中心に救急科を運営しております。