内容のご説明

人間ドック“5がん”検診について

MRI

現在、死因別死亡率のトップは、がんによる死亡です。がんはがんによる自覚症状が発現する以前に発見され、治療された場合は、そうでない人に比べ生存率が高いという医学的根拠があります。

また、小さなうちに発見されたがんは、からだに優しい治療(小さい傷で小さく切除)で完治させることができます。従って、臓器欠落症状(切除治療による弊害)も軽度で済むわけです。

健和会大手町病院では、40 歳以上の方々に、早期診断が医学的に有用であると証明された方法を用いて、食道がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、大腸がん、前立腺がん(男性のみ)、乳がん(女性のみ)、子宮頸がん(女性のみ)の検診と2次精密検査(保険診療)を行っています。

胃がん、大腸がん、前立腺がん、乳がん、子宮頸がんは、地方自治体から補助金が交付されており、“5がん”と呼ばれます。

健診について

  • 高血圧でないか?
  • 糖尿病でないか?
  • 脂質異常症でないか?

この3つの病気は、肥満と関係が深く、“3病”と呼ばれます。

私たち自身が自分の身体の情報を知り、積極的に健康づくりの努力をしていくためには、がん検診以外の健康診断もかかせません。
また、受ける年代により検査項目・検査内容を変えることが、理想です。

このため、健和会大手町病院 健診課では、健診 / 検診を組み合わせたコースを用意しています。

健診:総合的な健康診断(生活習慣病のチェックや臓器機能のチェックなど)
検診:特定の病気かどうかをチェック(“がん検診”や“糖尿病検診”など)

健診の結果は、以下の表のA~Eの区分に基づいて判定を行い健診結果用紙にて後日郵送されます。
また、精密検査や治療が必要な病気が発見された場合は必要に応じて診療情報提供書(紹介状)により健和会大手町病院を含む保険診療機関へのご紹介を行っています。

※紹介状が同封されていない場合は、総合判定通知書を持参してクリニックを受診ください

※一部の健診(検診)は以下の表の判定区分に該当しない場合があります

判定区分 説明
A 異常なし
B 軽度の異常あるも日常生活に支障なし
C 軽度異常あり生活習慣改善、又は経過観察を要す
D1 要治療
D2 要精密検査(D1、D2判定不能の時はDとする)
E 現在治療中

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