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モデルルーム紹介

建設進捗状況

新病院建設NEWS(Vol.19)で取り上げたモデルルームを、ブログでより詳しくご紹介します。
現大手町病院の16階に、2021年2月~3月末と期間限定ではありますがモデルルームが設置されました。(職員にのみ開放しています。)モデルルームで実物を体感し、実際の運用を想定していただき、設備の位置や造りをより良いものにしていくことを目的としています。
再現範囲は4床室の半分、UST付き個室、病棟廊下幅、病棟に分散設置されているトイレです。(※UST…ユニットシャワートイレ)

 

新病院では4床室と個室が中心となります。モデルルームでは4床室の半室分が再現されています。

感染・衛生面への配慮として部屋の入り口に手洗いと手袋やエプロンを置くためのディスポコーナーが設けられております。
モデルルームでは再現できませんでしたが、外壁側はほぼ全面窓になっており、自然の明るさを取り込む造りになっています。天井高も約2.6m確保することで開放感を実現しました。

個室はメディカルコンソール(医療ガスや医療機器用の電源が設置)を枕元上部の壁面に用意しました。モデルルームで実際の運用を確認してみて、患者さん目線で利用しやすいようにナースコールの高さ、電気のスイッチの位置などを修正しました。

現在の当院の課題でもある病棟廊下幅の狭さは、新病院では改善します。現在1.8mの廊下幅を2.7mまで拡張します。このことにより、部屋からベッドを出す際にそのまま直線的に出すことや、2台がすれ違うことも可能になり、より安全でスムーズになります。(写真②、③)
他にも病棟の間違え防止の為、病棟ごとに廊下の端を色分けしたり、歩行訓練のリハビリでも活用できるように、2m毎にラインを入れました。(写真④)

患者様がより良い環境で治療できるよう打ち合わせを重ね、新病院の建設に取り組んでいます。
今後も、患者搬送シミュレーションや内装計画、サイン計画など新病院に関わる情報を発信したいと思います。









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