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第1回患者搬送シミュレーションを行いました。

建設進捗状況

新病院建設NEWS(Vol.20)で取り上げた患者搬送シミュレーションを、ブログでより詳しくご紹介します。
今回は第1回目ということで、搬送当日の現病院の体制や役割、患者さんの搬送ルート、搬送時間を検証することを目的に、病棟から車両に乗車して新病院へ出発するまでの一連の流れをシミュレーションしました。


役割については
・タイムキーパー班(STEP1)
・エレベーター班(STEP1~2)
・1階搬送班(STEP2)
・乗換班(STEP3)
・手荷物班(STEP3~4)
・空ベッド搬送班(STEP5)
を設定して総勢30人以上が参加しました。

~シミュレーションの流れ~

STEP1:タイムキーパーの合図でベッドに乗り込みます。
今回は4名の患者役を配置し、1回目は16階病棟からは2分30秒毎に、2回目は6階病棟から2分毎に患者さんをベッドに乗せて送り出しました。

STEP2:1階に到着すると搬送班が乗換エリアまで搬送します。
STEP3:乗換エリアでは患者さんをベッドからストレッチャーへ乗換えて車両に乗車します。手荷物班はベッドに置いてある荷物を受け取り、車両まで持っていきます。

STEP5:空ベッドはベッドプールエリアまで運びます。その後トラックで新病院まで運び出します。

 

シミュレーション後、参加者からは延べ160件の感想・意見が寄せられました。一部抜粋して紹介します。
・移転当日は、体格の大きい方や酸素が必要な患者もいるので乗換担当を3⇒4名にしたほうが安全且つ、負担減になる。また腰への負担が強いと思うので、スライディングボードの活用や交代できる予備要員やチームを増やすことが必要ではないか。
・役割が細かく決められていてスムーズに行えた。
・患者さんの手荷物は運べる数が限られる。当日は3個以内等きめたほうがいい。
・3月はまだ寒いと思うので、防寒対策が必要になる。
・時間に追われ、搬送スピードが速くなりすぎるとベッドに乗っている患者さんは怖く感じると思う。

これらの意見を参考にして、引越し当日に患者さんを安全且つスムーズに新病院へ搬送できるように、搬送ルートや、スタッフの役割・体制を計画し立案していきます。









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